シュミレーションの力

TGでは、シュミレーションの効能を紹介していますが、別なところでシュミレーションの力を実感したので記してみようと思います。

先日シンガポールに出張に行った時、バスや電車を乗り継いでお客さん回りをしました。

予め地図で場所を調べ、MTRの路線図や料金乗り継ぎ方をチェックし、バス停の位置や行き先などを確認します。お客さんのアポイントのスケ―ジュールに合わせて、時間割を決めていきます。効率よく回るために、段取りをしておきます。

実際に現場に行って見ると、初めてで、知らない(のに)知っているような感覚になります。

知らないと知っているが同時に起きているような状態です。

当然計画通りではないことにもなり、下調べとは異なる行動もとるわけですが、ちょうど行きたいところに行くだろうと思い、その場で判断して乗ったバスで、降りた場所がまさしく行きたい場所の目の前だったり。勘も頼りになりますが、シュミレーション範囲から外れた想定外のところも、シュミレーションが根拠になっていたように思います。

激しいスコールで雨宿りした後に、アポイントの確定がないままに訪問したオフィスでは、うる覚えの名前しか分からない担当者さんが、たまたま通りかかって、面会に漕ぎ着けたりもしました。従業員が200人以上居る大きな会社でたまたま居合わせる確率からすると、すごいことだなと思いました。

シュミレーションをしていると、それは予期不安に取って代わるような気がします。漠然とした不安や心配、焦燥感が、よりナビゲートされた状態になるように思います。

分からなさいっぱいに生かされ、不思議さいっぱいに誘われている人生です。日々のいとなみに、このナビゲートの力を取り入れてみませんか?

TGは、AGORATANGENT(あごらたんじぇんと)で、体験できます。ご予約下さい。

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